インドについて書こうと思いつつ、1年以上たってしまいました。
去年の6月にチェンナイに行った時の話です。
インドというのは女性にとっては怖いところだという認識があります。
ですので行く前に、どうしたらトラブルが避けられるのかを調べました。
1.まずは、インドの女性は知らない人に絶対ににっこりしないという話を読みました。
そういうことをしないように小さいころからしつけられているのだそうです。
誰かと目が合ってもにっこりしないように気を付けようと思いました。
2.女性は一人で歩かないという話も読みました。
本当だろうかとチェンナイの街中のyoutubeの映像を見てみましたが、よくわかりませんでした。
ホテルの外に行くときは必ず夫と一緒に行こうと決めました。
3.また、南インドの女性は全員民族衣装ですので、目立たないようになるべくそれに近いものを着るといいそうです。
サリーは難しいですが、サルワールカミーズと呼ばれるチュニック、ストール、レギンスなら持っているものを組み合わせてなんとかなります。
チュニックでお尻を隠し、ストールで胸を隠すのが重要なようです。
レギンスも七分などではなくて足首まで隠れるものでないといけません。
もう捨てようかと思っていた長めのチュニックが2枚あったので、それを持っていくことにしました。
<行ってから分かったこと>
1.お店の前で品物を物色しているとき、隣の女性と目が合ったらにっこりされました。
これは私が女性だからかと思いましたが、夫にも特に怖い顔はしていなかったように思います。
みなさんにっこりしたい時はするし、したくないとき(お店での接客など)はしないようでした。
2.一人で買い物している女性は割と見かけたと思います。
移動はオートリキシャではないかと思います。
3.女性の服装は、本当に全員民族衣装でした。
サリーかサルワールカミーズです。
ここからが本題ですが、では洋服屋には民族衣装しか売ってないのかというと、そんなことはないのです。
GAPのような男女両方買える大きいお店何店かに行きましたが、サルワールカミーズと普通の洋服と両方売っていて、普通の洋服のほうが多いようでした。
これはだいたいよそいきではなくて、普段着でした。
店内の写真を撮っていないのが残念です。
ホテル内でパーティーがあるときは、西洋式のドレスで着飾った女性を多く見ましたが、普段着は家で着るのでしょうか。
こういうときは車で来て車で帰るから、街中には民族衣装の人しかいないんだと思います。
民族衣装以外で出歩くと危険なのでしょうね、きっと。
南インドの女性は大変だとつくづく思いました。
飛行機の中でチェンナイの映画をちょっとだけ見ました。
言語がタミールで英語字幕が出るんですが、読むのに疲れて初めの方しか見られませんでした。
『Magalir Mattum』という映画です。Wikiによると『女性のみ』という意味だそうです。
主人公の女性はドキュメンタリーフィルムを作っていて、チェンナイの女性を撮影しています。
この人だけジーンズに綿のシャツという西洋式の服装です。
一人のサリーを着た女性がカメラに向かっていかに忙しいか話していました。
ご飯を作って子供を学校に連れて行って洗濯して、と延々と続くんですが、おそらく世界中の庶民の女性は19世紀にはこんなだったであろうという内容です。
ただ、学校に子供を連れて行くというのはしていなかったでしょうね。
今どきはそうしないと危険なんでしょうか。
そこがちょっと気になりました。
ちゃんと全部見たいのですが、ツタヤにもnetflixにもありませんでした。




じゃないと不便ですよね。
# by kumakumatanco | 2019-08-19 17:00 | 旅行