曇りのちあめ
ちょっと風邪っぽい。
歌舞伎初体験の友と一緒に夜歌舞伎。
まずは三越でお弁当を買って、歌舞伎座でお茶を買い、コインロッカーにコートを入れ(クロークがない)、イヤホンガイドを借りて席に落ち着いたら、筋書きを買うのを忘れていた。
まだ時間があったから買えたけど。
歌舞伎座のホワイエは狭くて人がごった返しているため、何をするにも時間がかかってしまう。
席も狭くてエコノミー症候群になりそうだし。
しかし新しくなればいいのにと思う反面、この風情のある建物で見られなくなるのもちょっとさびしいかな。
一、御存 鈴ヶ森(すずがもり)
白井権八 芝 翫
東海の勘蔵 左團次
飛脚早助 段四郎
北海の熊六 彦三郎
幡随院長兵衛 富十郎
二、坂田藤十郎喜寿記念
京鹿子娘道成寺(きょうかのこむすめどうじょうじ)
道行より押戻しまで
白拍子花子 藤十郎
所化 翫 雀
同 扇 雀
同 進之介
同 孝太郎
同 愛之助
同 壱太郎
同 虎之介
同 吉 弥
大館左馬五郎照秀 團十郎
三、江戸育お祭佐七(えどそだちおまつりさしちり)
浄瑠璃「道行旅路の花聟」
お祭佐七 菊五郎
芸者小糸 時 蔵
すだれの芳松 権十郎
三吉 錦之助
鳶重太 松 江
同柳吉 男女蔵
同長蔵 亀三郎
同辰吉 亀 寿
同仙太 松 也
同佐助 萬太郎
同勇次 巳之助
娘お種 梅 枝
女髪梳お幸 歌 江
箱廻し九介 亀 蔵
おででこ伝次 市 蔵
矢場女お仲 右之助
おてつ 家 橘
倉田伴平 團 蔵
吉野屋富次郎 萬次郎
世話人太兵衛 田之助
鳶頭勘右衛門 仁左衛門
今日の昼の部は全体的によかった。
演目も面白いものが多かったと思う。
初めて見るのにぴったりだったかも。
さらに休憩時間に扇雀のお母様を見た。
楽屋へ通じる出口のほうへ足早に歩いていた。
黒の小紋で素敵だった。
友人が来ないかなーと言ってたんだけど、今まで見かけたた事がなかったため、びっくりした。
しかも友人は手ぬぐい投げで手ぬぐいをキャッチ!
わたしなんか一回も取ったことないのにぃぃぃぃ。
ビギナーズラックかなーといってたけど。
そうそう、さらに彼女がラッキーだったことには、近くに変な人がいなかったこと。
身を乗り出してきて邪魔な人や頭が異様にでかい人、でかい声でしゃべる人が珍しくいなかった。
これは本当に珍しいことなのです。
きっと彼女も歌舞伎にはまることでしょう。
よかったよかった。
わたしは観だして一年たったことだし、そろそろペースを落とそうかと思っていた。
しかし演目が発表されると、4月は見ないわけにいかないし、5月も見ないわけにいかないということがわかってしまった。
むむむむむ。
その後新橋に移動して、魚料理のお店でぐいぐい飲んで帰りました。
by kumakumatanco | 2008-03-14 13:00 | 歌舞伎 | Comments(0)